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アガベ(多肉図鑑)

アガベ

アガベ(Agave)(リュウゼツラン科) 南北アメリカ大陸が原産の多肉植物で、テキーラの原料としてよく知られる竜舌蘭の仲間です。硬く、細長い葉をロゼット状に茂らせるものが多く、葉の先端にはトゲがあります。寿命は20年から100年と長いですが、花は一生に一度しか咲かず、花が咲くと親株は枯れてしまいます。葉先にトゲがあるものが多いので、扱いには注意が必要です。

水はけの良い土を用いて育てます。夏の暑さにも冬の寒さにも強い品種ですが、夏場は多湿を避け、風通しの良いところで育てます。冬は室内で育てたほうが良いでしょう。水を蓄えられる量が他の多肉植物よりも多いので、一度にたっぷりと水やりをすれば、しばらく忘れてしまっても大丈夫。大きく育てたければ肥料を多めにします。黒星病やさび病が発生しやすいので、見付けたら消毒したはさみ等で取り除いてください。また、カイガラムシがつきやすいので注意してください。

アガベ・ナンバーワン (Agave titanota ‘No.1’)

アガベランキングの第一位!…というわけではなく、ティタノータ・ナンバーワンという名前を持ちます。輸入され始めて間もない頃はまさにその名の通り、爆発的な人気がありました。幅広の葉の周囲が赤茶け、錆びた釘のようなトゲ状になってとってもワイルドです。

吹上(Agave stricta)

細長く堅い葉を放射状に伸ばし、まるでハリネズミのようです。先端に茶褐色のトゲがあり、成長して硬くなった葉のトゲが手に刺さるととても痛いので扱いには気をつけてください。

笹の雪(Agave victoriae-reginae)

クマ笹のような幅広の葉に、白いペンキを垂らしたような筋が入ります。この筋は不規則に描かれるので、葉を増やして楽しみたいところです。

エボリスピナ(Agave uthaensis var.eborispina)

上方に向かって立つ幅広の葉に大きめのトゲがランダムに生えます。葉は濃い緑ですが、先端部分やトゲは白くなります。

乱れ雪(Agave filifera)

小型種で、上方に向かって立つ葉の横から、白いフィラメントのようなカールしたトゲが生えてきます。葉には白い筋が入ります。

雷神(Agave potatorum)

肉厚の幅広い葉の周囲にトゲが生える人気種です。日本画の雷神に雷太鼓に似ていることからこの名が付いたのでしょうか。



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