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ユーフォルビア(多肉図鑑)

ユーフォルビア

ユーフォルビア属(Euphorbia)はアフリカやマダガスカルが原産の多肉植物で、そのユニークな形状や、トゲを持つことからサボテンと思われていますが種が異なります。乳管が発達していて、茎や葉をカットすると白色の乳液を出します。この乳液にはアルカロイドが含まれており毒性がありますが、乳液のついた手で目をこするなどしなければそれほど神経質になることはありません。大きくても小さくても楽しめ、コレクターが非常に多いことで知られています。

水はけのよい土を用いて育てます。生育期は春から秋にかけての暑い時期で、寒さに弱い品種がほとんどですので、冬は室内で育てます。低温時は断水して休眠させたほうがよい品種もありますが、断水すると成長を止めてしまい、再度成長するコンディションに戻るのに時間がかかるので、水やりは通年行います。病気にはかかりにくいですが、カイガラムシやアブラムシ、ネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)などの害虫がつきやすいので注意してください。また、乳液が手についた場合はすぐに石けんで洗い流してください。

ホリダ(Euphorbia horrida)

ずんぐりむっくりとした円筒状のボディ、シルバーがかった濃いグリーン、たくさんのトゲ。まさにサボテンそのものですが、代表的なユーフォルビア属です。子株が出て群生します。

エノプラ(Euphorbia enop)

「紅彩閣」という園芸名でいくつかのハイブリッドがあります。トゲが赤く、ボディのグリーンとの補色がとてもきれいです。

トリゴナ(Euphorbia trigona)

「紅彩閣」という園芸名でいくつかのハイブリッドがあります。トゲが赤く、ボディのグリーンとの補色がとてもきれいです。

ハナキリン(Euphorbia milii)

長いトゲを持つ茎は木化しており、その上から鮮やかな緑色の葉をつけます。四季咲き性で、日当たりの良い場所で育てれば冬場でも花を咲かせます。赤色の花がポピュラーですが、オレンジ色や黄色の花が咲く交配種もあります。



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