アロエ(多肉図鑑)
アロエベラで有名なアロエ属(Aloe)。細長い葉が上方に向かってロゼットを形成しながら伸びていきます。葉が厚いものや薄いもの、斑入りのもの、トゲが多いものや全くないもの、花の色が赤いもの、白いもの、黄色いもの…と数多くの品種があります。大型になると数メートルにも成長しますが、観賞用としてはやはり小型の種が人気です。「○○錦」と名の付けられた園芸品種が多くあります。
水はけの良い土を用いて育てます。アロエベラを地植えしたら、切っても切っても生えてくる…という話をよく聞くように、アロエの仲間は丈夫で育てやすい品種です。ただし、高温多湿や積雪のある気候下では成長しにくいので、温度管理には気を付けましょう。冬場は断水して休眠させますが、それ以外の時期には水はやりすぎず枯らしすぎず、ほどよく。水が足りないと葉の先端が茶色く変色することがあります。病気にはかかりにくいですが、カイガラムシやアブラムシ、ネジラミ(サボテンネコナカイガラムシ)などの害虫に注意してください。
キダチアロエ(Aloe arborescens)
薬用として知られ、強い霜や積雪のない地域では地植えすることもできます。真冬にオレンジ色の花を咲かせます。
エリナケア(Aloe erinacea)
牙のようなトゲがランダムに多く生え、葉が密に茂ることから人気の高い品種です。
ディコトマ(Aloidendron dichotomum)
上部に向かってまっすぐ成長し、木立した茎から細長い葉を広げます。原産地では巨大な樹木に成長しますが、そこをあえて鉢植えで小さく楽しむのがポイント。トゲは少なめです。
ハオルチオイデス(Aloe haworthioides)
放射状に葉が伸びる品種です。トゲは多く、冬に芳香のある花を咲かせます。
千代田錦(Aloe variegata)
中心から三方に向かって葉を伸ばします。エッジに細かいギザギザがあり、モスグリーンの葉には白い斑点が並んで入ります。オレンジ色の花が咲きます。
ディスコイングシー(Aloe descoingsii)
葉の斑が鮮明で超小型の人気種。これとハオルチオイデスを交配させたものがデンティティーで、トゲのあるコンパクトなロゼットがとても愛らしいです。